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虫歯にかかってしまった歯は、削って詰め物・被せ物をすれば、痛みがなくなり見た目も修復できますが、一度削った歯は決して元通りになるわけではありません。また、一度治療した歯は再発リスクも向上するほか、虫歯になる度に歯を削っていくといずれは歯を失うことにも繋がります。
岡崎市の歯医者 LiCO(りこ)ファミリー歯科では、虫歯にならないお口の管理を第一に「予防歯科」に力を入れ、担当の歯科衛生士による“お口に合わせた予防プログラム”の提案とメインテナンスを行っています。虫歯にかかり、どうしても削る必要がある場合でも、精密検査に基づき的確に診断した上で、歯への侵襲を最小限に抑えた「できるだけ削らない・抜かない治療=MI(Minimal Intervention=最小限の侵襲)治療」を心がけて治療していきます。
歯質の強さは生まれ持ったものであり、一人ひとり異なりますが、その差は虫歯のかかりやすさに顕著に現れます。
元の歯質が弱くても、よく噛んで唾液量を増やして溶けた歯質を元に戻したり、フッ化物を利用して歯の再石灰化を促進するなどの対策で歯質強化ができます。
食後はお口の中が酸性に傾くことから、虫歯ができやすい状態です。
間食はだらだら続けるのをやめて「時間を決める・おやつは無糖/砂糖少量のものを選ぶ」など、健康に考慮した食生活を意識して選択することは、虫歯予防にも効果的です。
口腔内には腸と同様に善玉菌と悪玉菌があるほか、400種類ほどの細菌が存在します。細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えると虫歯菌の勢力が強まり、クラスターを発生させ、虫歯になります。
歯磨きを正しく行い、汚れをしっかり除去して虫歯菌の増殖を防ぎましょう。
歯の表面が少し溶けて
虫歯になりかけの状態
歯の表面のエナメル質に
小さな穴があく
虫歯が神経に近づき、
冷たいものがしみる
熱いものがしみ、
ズキズキと痛み出す
神経が死んで
痛みを感じなくなる
C1・C2まで進行した虫歯は、エナメル質や象牙質まで侵蝕していて、再石灰化による治癒は不可能です。その場合は感染部分を削り、詰め物・被せ物で補う必要があります。岡崎市の歯医者 LiCO(リコ)ファミリー歯科は、保険適用に限らず、審美性・機能性に優れた豊富な素材をご用意しています。
神経が死んでしまうと痛みを感じなくなりますが、決して治ったわけではなく、虫歯は進行し続け、神経(歯の根)の先に細菌や膿が溜まっていきます。稀にそこから細菌が身体に侵入し、全身疾患などにつながることもあるため、虫歯の放置は大変危険と言えます。虫歯には「予防」が最も効果的ですが、もしなってしまった場合も早期発見・早期治療できるよう、岡崎市の歯医者 LiCO(りこ)ファミリー歯科へ定期検診にお越しください。